骨髄移植とメンデルの法則
骨髄移植という単語は知ってる人は多いと思うけど
実際にドナー適合というのはどういう事なのか?
というのを担当医に聞いてみた事をすごく簡潔に書く。
メンデルの法則
小中学生の理科で習う
エンドウマメの遺伝なんかで出てくる遺伝の法則
名前かエンドウマメの遺伝っていうイメージで覚えている人は多いと思う
白血球の型
白血球のHLA=ヒト白血球抗原というものがあり、
骨髄移植する際はこれを骨髄移植を受ける側とする側(ドナー)
で一致させる必要がある。
そしてこの白血球の型HLAというものはメンデルの法則の様に遺伝する。
雑に図にするとこんな感じらしい。(ABとかの記号に意味はないよ)
つまり親から子・子から親への移植はまずできない
子同士=兄弟同士なら1/4の確率でドナー適合となる。
という事の様で、ドナーを探すときに親戚とかは?と考えがちだが、
これはかなり合致する確率が低いのはおよそ予想がつくと思う。
また血液型は関係ないのでよく骨髄移植すると血液型が変わるというのは
この白血球の型が合えば移植するという事かららしいです。
また移植後血液型が変わって性格が変わるとか
よく通説のように言われるけど、ほぼありえないとの事。
性格はやっぱり生きてきた環境とか経験なんじゃないかな?